ヘマタイト
ヘマタイト【Hematite】
赤鉄鉱(せきてっこう)
モース硬度/5〜6
産地/カナダ、ブラジル、ベネズエラ
チャクラ」/1・7
ヘマタイトは鉄の酸化物で、不透明な金属光沢の石です。
普通は表面が黒ですが傷つけると赤色が浮き出てきます。
粉末や薄片にすると血赤色になります。
塊状で産出し、それがまるで血の塊のように見えるのでギリシア語で血を意味する「heim」から、ヘマタイト(血の石)という名が付いたそうです。
その塊が腎臓に似た形で産出されるものもあり、「腎臓石」とも呼ばれています。
非常に古い時代からお守りなどに利用された石であり、古くから止血効果がある石とされ、古代ローマの戦士は戦場に出る前にこの石で身体を擦ると軍神マルスの助力が得られると信じられ「勝利に導く石」とされ自信と勇気をもたらし、生命力を活発にする働きがあると伝えられています。
プリニウスは、へマタイトは目の充血に非常に効果があり、内服すると月経過多を抑えられ膀胱の病気に効き、吐血した患者はこの石にザクロの汁を加えて飲めばよいといわれていました。
ぶどう酒を入れて飲むと蛇の噛み傷に対する解毒剤になり、人間の乳と混ぜたものは腫瘍でできた窪みを治す特効薬、飛び出している眼球をもとに戻すのにも役立つといわれていたそうです。。
また、バビロニアではへマタイトが目や肝臓の病気を治すだけでなく、この石を持っていれば王への嘆願がうまくいき、訴訟が有利になると考えられていたことなどと伝えられています。
現在もへマタイトのヒーリング効果として赤血球の形成やさまぎまな血液に関する病気、腎臓機能の回復などがあげられています。
また、優柔不断を防ぎ、集中力を高め、勇気の欠如を補うなど、精神力や意識の明晰さが低下した状態を適切な状態へと改善してくれる石だと考えられています。