アンバー

アンバー

アンバー【Amber】
琥珀(こはく)
モース硬度/2?2.5
産地/バルト海沿岸、ドミニカ共和国など
チャクラ/1・2・3

 

アンバーは鉱物ではなく、今から数千年も昔の新生代第三期、あるいはそれ以前にの時代に松柏科の針葉樹から滴った樹液が地層に埋もれ、長い年月をかけて化石化したものです。
普通は、美しい黄金色をしているが稀に、緑や青のものもあります。

 

英語の「amber」と言う名はアラビア語で龍涎香(りゅうぜんこう:香料の一種、マッコウクジラの腸内から取れる蝋状の物質)を意味します。
amberに由来する日本語の琥珀は漢語ですが中国では古くは「虎魄」と書きました。「魄」とは死後の魂のことで虎の魂が死後に石になったのが『琥珀』だと考えられていたそうです。

 

アンバーは、その内部に蝿や蚊が閉じ込めれれていたり、摩擦によって帯電する性質があるため古くから魔術的にも特別な力のある石だと信じられていました。

 

1世紀のローマ人プリニウスによればアンバーは嬰児の護符としてご利益があるだけでなく、さまざまな病気に効果があったといわわれています。
たとえば、護符を身につけたり、液体に入れて飲む事によって、精神錯乱の発作や排尿困難の治療剤として用いられたそうです。

 

また、アンバーは首飾りにすると発熱や病気に効果があるとされ、粉末にして蜂蜜やバラ油と混ぜたものは耳の病気、細かい粉末をそのまま、または乳香と一緒に水に入れて飲むと胃の病気を治すと信じられていました。

 

中世のヨーロッパではアンバーのネックレスが喉の病気を予防するお守りとして売られていたそうです。
また、何世紀もの間、アンバーはペスト(黒死病)除けのお守りになると信じられてきました。

 

アンバーを持っている女性は恋人に対して最も良い香りを発する事ができるという言い伝えがある一方、アンバーを持っていると友人と不和になるという言い伝えもあったそうです。
その他にも、口腔炎、百日咳、喘息などの病気を治す力があるとされていたこともあります。

 

ペルシャには国王は天から落ちてきたアンバーを身に付けておりこのアンバーが国王に不死身の力を与えているという伝説もありました。
現在も、アンバーにはさまざまな効力があると言われており、特にその色が太陽のような黄金色であるためなのか、人の心を温め、恐れや不安の感情を追い払い穏やかな落ち着きをもたらす力があるとされています。

 

また、高貴さを与えてくれる石と言われることも多く、「気」の巡りを活発にし、霊性を高めるだけでなく生命力を高めてくれるとも言われています。

 

第1、第2、第3チャクラで効果があると言われていますが、アンバーのパワーは穏やかなものなので長時間身に付ける必要があるとしている専門家もいます。