コーラル

コーラル

コーラル【Coral】
モース硬度/4
結晶系/六方晶系(カルサイトとして)

 

宝石言葉/「幸福」「長寿」「知恵」
産地/古くは地中海が有名。現在は日本近海、南西太平洋海域。
誕生石/3月
チャクラ/1

 

珊瑚は、パール、アンバーと同じように普通の意味では鉱物ではなく、イソギンチャクと同じグループの動物で、小さなイソギンチャクのような動物が数多く寄り集まったものです。これらの小さな動物が集まり樹木のように見える共同の骨格を作りあげます。この骨格が美しい宝石として利用されます。
ただし、宝石となる珊瑚は八方珊瑚類の中の宝石珊瑚、あるいは本珊瑚と呼ばれるグループで紅珊瑚、赤珊瑚、桃色珊瑚、白珊瑚などです。
通常は、赤。ピンク、白、青、黒、金色もあります。

 

一般的に、珊瑚のように赤い色の宝石は血を連想させることから、傷を防ぐ効能があると信じられ、護符として利用することで妊娠中の女性を守ると言われています。珊瑚を身に付けると魔法や狂気を遠ざけるという言い伝えも多く、純粋な赤色をしている場合には、邪眼による災い、悪魔、怨霊を防ぐといわれています。

 

イタリアでは、珊瑚を家の中にぶら下げると家族の不和がなくなり、ベッドの柱にぶら下げると悪夢が追い払われ、身に付けて持ち歩くと他人からの意地悪を防ぐ事ができると信じられていました。
また、珊瑚の「角」をお守りにすると、幸運になれると言われていました。

 

マルタ島では狂犬病の予防に珊瑚の首輪を犬にはめ、ケルト人は戦場に赴くときにおびただしい珊瑚で馬を飾ったと言います。珊瑚を船のマストに結びつけると嵐を避けられるといわれていました。

 

仏教では釈迦の遺骨は仏舎利と呼ばれ、インド、中国、北朝鮮、日本などでそれ自体が釈迦の信仰の対象となったが、珊瑚は真珠、トルコ石、ラピスラズリなどと同様に舎利の代わりとして用いられる事があったそうです。

 

中国最後の王朝である、清王朝(1662?1911)では、太陽、月、天地四方を祀るのにさまざまな宝石を利用したが太陽の祭壇には珊瑚を捧げる習慣があったそうです。

 

現在も珊瑚は富や幸運をもたらす石として、また精神的にも不安や混乱、破壊的な衝動を鎮め、心のバランスを整えてくれる力があるとされています。
第一チャクラに置くと効果的だといわれています。

 

また、さんご=三五という語呂合わせから日本では結婚35周年の記念石となっています。