ジェード

ジェード

ジェード【Jade】
翡翠(ひすい)
モース硬度/6.5?7

 

宝石言葉/健康、長寿、福徳
産地/ジェダイト…ミャンマー、グアテマラ
   ネフライト…トルキスタン、ミャンマー、カナダ
誕生石/5月
チャクラ/4

 

現在ジェード(翡翠)と呼ばれている石は、鉱物学的にはジェダイト(翡翠硬玉)ネフライト(翡翠軟玉)の2種類があります。
文字からわかるように硬玉のほうが幾分硬く、また宝飾品としての価値も高い。
とはいっても見た目は非常に似ており、1863年までは同じ種類の石と考えられていました。
したがって、神話や伝説、パワーストーンとして考える場合、ジェダイトとネフライトは同じ効力を持つとされることが多いですがジェダイトのほうがその効力が強いといわれている。
ジェダイトもネフライトも非常に硬い石で、一般的には緑色の石というイメージが強いですが、実際には色の幅は広く、緑のほかに、黒、育、茶、赤、オレンジ、黄色、白などさまざまなものがあります。

 

有史以前から様々地域で「聖なる石」として崇められてきました。災いや呪いを退け、精神力を高める。また、新陳代謝を活発にして細胞組織の再生を促すと伝承されています。
日本でも縄文時代から勾玉として使用されて来ました。沈着さと忍耐力を養い、災難から身を守るとされています。

 

 

中国では玉(ぎょく)には神秘な霊性があると信じられ、神や皇帝、権力者と結び付けられ、ジェードは玉(ぎょく)と呼ばれました。
古代中国では、玉は朝廷の儀式に欠かせない礼器でした。
周の時代(紀元前12世紀ごろ?紀元前3世紀)には皇帝が天地四方を礼拝する儀式において、玉で作られた蒼壁(そうへき)『天を祀る琴』、黄塚(こうそ『地を祀る器』、青圭(せいけい)『東方を祀る器』、赤璋(せきしょう)『南方を祀る器』、白琥(びゃっこ)『西方を祀る器』、玄おう『北方を祀る器』
という6種類の器が用いられました。また、特別に大きな実績を残した皇帝は、その実績を天地の神々に報告するため「封禅(ほうぜん)」という儀式を行い、この儀式は天に最も近いと信じられていた山東省の泰山(たいざん)とその周辺の山々で行われたが、このとき天地への報告書が刻まれたのも玉の板だったそうです。
つまり、霊性を秘めた玉を大地の底に埋めることで天地との交信が可能になると信じられていたのである。
このほか緑色を基調にしたジェードは古くから豊穣(ほうじょう)、生命、再生をもたらすものと信じられており、古代の中国人は死者を埋葬するとき、死体の目、鼻、耳、肛門などに朱に塗った玉を詰める習慣があったそうです。

 

中国ではジェードは神聖な石であると同時に幸運の石でもあり、さまぎまなお守りに利用する習慣もありました。
さらに、硬く、壊れにくいことから、永遠の愛や友情のシンボルとされ、男性から女性に蝶の形をした護符を贈ると恋が成就すると信じられ、親友同士では二人の人物を彫ったジェードを贈ったそうです。
南京錠の形のジェードの護符を首にかけると、子供は病気から守られるともいわれ、また、なにか新しい決断をするときや新しい冒険に乗り出そうとするときに、小さなジェードのかけらを手のなかに握って擦るようにすると、その結果が幸運なものになると信じられていました。

 

イスラム世界では扁平なジェードのお守りを持っていると不愉快なことやケガを避けることができると信じられ、ヨーロッパではジェードのお守りを持っていると競馬に勝てるという言い伝えもあるそうです。

 

薬としてもジェードにはさまぎまな効果があると信じられ、特に不老不死を目指す中国の神仙思想では、ジェードを特殊な方法で加工することで不死の薬ができると信じられていました。
また、古代中央アメリカのアステカ人はジェードが脾臓、肝臓、腎臓の病気に効くと考えていたそうです。

 

古くから特別な霊性を秘めていると信じられてきたジェードは現在でも霊的、精神的パワーを高める石といわれ、ジェードを身に付けていると論理性、積極性などが高まり、潜在能力も引き出され、嘘や誘惑に打ち勝てるようになり、気力もみなぎってくるなどの効果があるといわれています。

 

第四チャクラで効果を発揮し、また、すべてのチャクラで効果を発揮するともいわれています。