サファイア

サファイア

サファイア【Sapphire】
青玉(せいぎょく)
モース硬度/9
宝石言葉/「純潔」「貞操」「誠実」「不変」「徳望」
産地/ミャンマー、スリランカ、インド、オーストラリア
誕生石/9月(現在)
     4月(15世紀頃?20世紀初頭)
聖書/12の土台石…2番目 高僧の胸当て
チャクラ/6

 

サファイアはルビーと全く同じ種類のコランダム(鋼石)に属する石です。色によってのみルビーと区別されています。
赤色のものがルビーでそれ以外のものはサファイアです。
サファイアは一般的に青と言うイメージですが紫色を帯びたものやピンク色をしたものなどさまざまな色があります。
硬度はダイアモンドに次ぐ硬さです。魂を鎮めて憎悪の感情を和らげ、持ち主を邪悪なものから守る力があると云われています。慈愛、誠実、徳望の象徴。
また、紀元前の時代にはヒアシンス石やラピスラズリと混同されることも多かったようです。
ヒンズー教の社会にはカーストと呼ばれる階級制度がありますが、サファイア、ダイアモンド、ルビーなどにも階級があると考えられており、

 

サファイアについては
淡い青色はバラモン(第一の階級)
赤を帯びた青色はクシャトリア(第二の階級)
黄みを帯びた青色ヴァイシャ(第三の階級)
暗い青色はシュドラ(第四の階級)
にふさわしいと考えられていました。

 

ヨーロッパではサファイアは天空の青と結びついていてインドのヒンズー教徒の間では古くから土星の石とされていました。土星というのは世界中どこでも人間に不幸をもたらす不吉な星とされていますが、インドでも同様にサニ・ヴァラという名のインドの土星神は醜い老人の姿をしておえい、人々は土星が空に輝くときには仕事をやめて家に帰ると言われています。そのような日は良い事をするには向かず、泥棒や人殺しをするのに向いているのだといいます。

 

とはいうものの、サファイアが泥棒や人殺しの為の宝石と言う訳ではなく、青いサファイアはそれを持つ事によって土星のもたらす不幸を避け、それを好ましいものに変えると信じられていたのです。
かつて、インドには仏教徒も存在していて、この仏教徒達はヒンズー教徒以上にサファイアを貴重なものと考え、心の平和をもたらし、病気や災難、毒蛇の害を防ぐ石と信じていました。

 

ただし、インドでは古くから、宝石が良い効果を生むのはそれが優れた宝石である場合だけだという信仰があり、サファイアも例外ではありませんでした。
そこで、傷のない純正なサファイアは持ち主に力と名声と長寿をもたらすが、品質の悪いサファイアの持ち主はその程度に応じて皮膚病になったり、蛇にかまれたり、富や生命を奪われたりするといわれていました。

 

中世ヨーロッパではサファイアが眼の薬になると言われ、サファイアは眼の石とも言われたそうです。
サファイアの粉末を膏薬にすると、目の炎症を治すだけでなく目に入った異物を出すのに役立つとされていました。優れたサファイアならただ見手居るだけでめが良くなったとも言われています。

 

また、中世ヨーロッパではサファイアは聖職者に最もふさわしい石とされキリスト教の僧侶がサファイアの指輪をする習慣があったそうです。
サファイアは使徒パウロを表しているとかキリストの魂を表しているという信仰もあったそうです。

 

現在でもサファイアには邪悪な考えや不安を取り除き、精神を安定させ純粋にさせるなどの効果があるとされ、霊性を高めるのに役立つとされ第六チャクラで大きな力を発揮すると言われています。